2011年11月6日日曜日

室生神社流鏑馬2011

室生神社で行われた流鏑馬を見学してきた。

800年の歴史を持つといわれている流鏑馬だ。他地域の多くの流鏑馬で失われてしまった古儀を受け継いでいる流鏑馬でもある。そんな流鏑馬の全行事を見学してみようと、のんびり時には走りながら見学してきた。

レポートとスライドショーを作成したので、よろしければご覧ください。


2011年10月26日水曜日

町田時代祭り流鏑馬2011

町田時代祭りで行われた流鏑馬を見学してきた。

流鏑馬だけではなく、武者行列や古武術演武の全行事を見学してきた。会場には大勢の見物客が押し寄せ歓声を上げていた。

レポートとスライドショーを作成したので、よろしければご覧ください。

2011年10月14日金曜日

高田馬場流鏑馬(穴八幡宮流鏑馬神事)2011

高田馬場流鏑馬(東京都新宿区)を見学してきた。

高田馬場流鏑馬は毎年10月の体育の日に行われている。享保13(1728)年に徳川吉宗により奉納されて以来、中断と再開を繰り返しながら行われてきて、昭和39(1964)年から毎年行われている。

レポートとスライドショーを作成したのでよろしければご覧ください。

2011年10月8日土曜日

熊野神社流鏑馬(熊野庄流鏑馬行事)2011

熊野神社(愛知県北名古屋市)で行われた流鏑馬を見学してきた。

熊野神社の流鏑馬は、5年に1度行われている。明治以降、中断と再開を繰り返しながら継続されてきた流鏑馬だ。行列の後に祭典と騎射が行われた。

レポートとスライドショーを作成したのでよろしければご覧ください。

2011年9月24日土曜日

JRA馬事公苑流鏑馬2011

馬事公苑(東京都世田谷区)の「愛馬の日」で行われた流鏑馬を見学してきた。

「愛馬の日」は毎年9月の秋分の日に行われているJRAの恒例イベントで、日本の伝統馬事芸能やアトラクションが披露されている。今年は競馬(ポニー競馬、ばんえい競馬)、伝統馬事芸能(流鏑馬、母衣引、花馬祭り)、アンダルシアンホースダンス、トリックホースなど披露された。

レポートとスライドショーを作成したので、よろしければご覧ください。

2011年9月20日火曜日

江東天祖神社流鏑馬神事2011

東京都江東区にある天祖神社で行われた流鏑馬神事を見学してきた。

流鏑馬神事といっても鎌倉や日光で行われているような疾走する馬の上から矢を放つ騎射ではなく、立って矢を射る歩射だ。明治末期まで騎射が行われていたそうだが、馬場が確保できなくなり歩射に変更され継続されてきた。

騎射から歩射に変更された流鏑馬神事は少ないながらも存在している。関東地方だけでも利島八幡神社流鏑馬(東京都利島村)、奥氷川神社やぶさめ(東京都奥多摩町)、武蔵御嶽神社流鏑馬神事(東京都青梅市)、菅原神社やぶさめ神事(千葉県君津市)、高石神社流鏑馬神事(神奈川県川崎市)、貫前神社流鏑馬神事(群馬県富岡市)などがある。

騎射ではなく歩射として継続されている流鏑馬神事は興味深い内容だった。

レポートとスライドショーを作成したので、よろしければご覧ください。

2011年8月7日日曜日

さの秀郷まつり流鏑馬2011

さの秀郷まつりで行われた流鏑馬を見学してきた。

真夏に行われる流鏑馬だけあって、午後4時から行われている。午後4時にもなると、太陽の日差しが隣接する城山公園の森に遮られて馬場全体が日陰になり、ほんの少し涼しくなる。

騎射だけではなく、槍、刀、薙刀の馬上武芸も披露された。馬上で槍や薙刀を振りかざしながら疾走する様は迫力があった。

レポートを作成したので、よろしければご覧ください。


さの秀郷まつり流鏑馬2011

2011年7月31日日曜日

日光東照宮流鏑馬神事 - 日光夏祭2011

日光夏祭で行われた日光東照宮の流鏑馬神事を見学してきた。

毎年5月に日光東照宮では春季例大祭で流鏑馬神事が行われている。ただ今年は東日本大震災の影響で中止された。

震災の影響は、被災地以外でも長期化し深刻な問題となっている。被災地の復興を祈願するとともに、風評被害に苦しむ日光を元気にさせる日光夏祭であり、流鏑馬となった。

レポートを作成したので、よろしければご覧ください。



2011年7月12日火曜日

(告知)日光東照宮流鏑馬神事 - 日光夏祭2011

5月に中止された日光東照宮流鏑馬神事が7月30日(土)に開催されるはこびとなった。

今年は震災の影響で中止(自粛)されたが、「日光夏祭」[にっこうなつさい]という震災復興を祈願する新設イベントの行事のひとつとして行われることになった。

震災後、各地で毎年行われている流鏑馬も少なからず中止された。特に東日本では、3月から5月に行われている流鏑馬のおよそ半数が中止された。

6月以降、1例を除き、8月まで中止される流鏑馬はなく、自粛ムードも解消されてきたかのように思われる。ただ流鏑馬が本格的シーズンを迎える秋(9~11月)には中止される流鏑馬もあるものと思われる。東北地方の流鏑馬は大多数が9月から10月に行われているからだ。

今回の流鏑馬神事は午前(11時)と午後(13時30分)から2回行われる予定だそうだ。詳細は決まっていないので近日中に発表されるらしい。


【関連リンク】
※追加 見学後のブログとレポート

    2011年5月11日水曜日

    「流鏑馬」写真パネル展 写真家 築地耕一

    鶴岡八幡宮で流鏑馬を奉納している武田流弓馬道(大日本弓馬会)の写真パネル展が開催されている。写真家の築地耕一さんの写真展だ。大阪と東京で開催され、すでに大阪では開催されている。特に関西地区では武田流を見学する機会が少ないので、武田流を知る良い機会になると思う。


    武田流流鏑馬,弓馬術の人馬一体の躍動、様式美を紹介する写真パネル展
    パネル枚数15枚、写真点数27点 
    企画/宝くじドリーム館 協力/社団法人 大日本弓馬会

    5月9(月)~5月18日(水)
    展示場所: 「大阪宝くじドリーム館」内
    所在地: 大阪府大阪市浪速区湊町1-4-1 OCATビル1階(TEL 06-6632-7892)
    開館時間:10:00~18:00
    休館日: 日曜日、祝日
    入場料:無料

    5月23(月)~6月3日(金)
    展示場所: 「東京宝くじドリーム館」内
    所在地:東京都中央区京橋2-5-7(TEL 03-3567-1192)
    開館時間: 月・水・金曜日=10:00~19:00 火・木曜日=10:00~19:30 土曜日=10:00~18:00
    休館日: 日曜日、祝日
    入場料:無料

    2011年5月10日火曜日

    下村加茂神社やんさんま2011

    下村加茂神社(富山県射水市)で行われた流鏑馬を見学してきた。


    1丈2尺(3.6m)の大弓で矢を射放つ騎手(射手)の姿が勇壮な流鏑馬だ。馬のスピードが速く、迫力ある騎射に大きな歓声があがっていた。

    日本で唯一行われているという奇祭・牛乗式も見応えのある行事だった。田の神をとどまらせようと、氏子たちが牛を座らせようとする豪壮奇観な行事だった。

    2011年5月9日月曜日

    今市竹馬まつり(佐々木神社流鏑馬神事)2011

    「今市竹馬まつり」で行われた佐々木神社の流鏑馬を見学してきた。

    今市竹馬まつりの流鏑馬は、竹馬に跨る珍しい流鏑馬。佐々木神社のある滋賀県高島市は6ヶ所で流鏑馬が行なわれている流鏑馬密集地域だ。


    今市竹馬まつりの流鏑馬は、朝駆け(午前)と昼駆け(午後)の2回行われる。両方見学しようと思っていたが、渋滞で到着が遅れて午後だけの見学となった。

    レポートを作成したので、よろしければご覧ください。



    2011年4月18日月曜日

    東日本大震災被災地復興支援流鏑馬2011

    鶴岡八幡宮で行なわれた東日本大震災被災地復興支援流鏑馬を見学してきた。

    鎌倉まつりの中止とともに鶴岡八幡宮の流鏑馬も一度中止されたが、流鏑馬を惜しむ声があがり流鏑馬だけ行なわれた。「被災地復興支援」という名称からも分かるように、被災地を支援する趣旨で行なわれた。義援金の寄付を目的としたリストバンドの販売、募金活動、天長地久之式(流鏑馬で天下泰平、万民息災、五穀豊穣を祈念する行事)の追加など被災地を支援する内容だった。

    全国各地で様々な行事が自粛(中止)され、行事の開催可否に至っては賛否両論あろうかと思われる。ただ今回の流鏑馬はとても有意義な行事だったと思う。被災地への配慮、義援金や支援物資の寄付は当然のこととして、みんなで被災地のことを考え、被災地へ思いを伝える機会になったのではないかと思う。

    レポートを作成したのでよろしければご覧ください。

    2011年4月7日木曜日

    (告知)東日本大震災被災地復興支援流鏑馬2011

    先月、鎌倉の春の風物詩「鎌倉まつり」の中止が発表された。

    毎年鎌倉まつりでは、パレード、ミス鎌倉のお披露目、静の舞、ライトアップなど行なわれている。流鏑馬神事は鎌倉まつりの最終日に鎌倉まつりを締め括る行事として鶴岡八幡宮で行なわれている。

    一度は流鏑馬神事も鎌倉まつりの一連の行事とともに中止が発表されたが、流鏑馬神事だけは「東日本大震災被災地復興支援流鏑馬」として行なわれることが決定された。

    神事としての流鏑馬は「天下泰平」、「万民息災」、「五穀豊穣」など人々の幸せを祈願し行なわれている。私自身、今まで流鏑馬会場で「天下泰平」、「万民息災」という言葉を耳にしてもあまり感じるものがなかった。こういう時期だけに「天下泰平」、「万民息災」という言葉の重みを感じられるようになった。

    関東地方を中心に流鏑馬が中止(自粛)されている。流鏑馬を中止するのもひとつの選択だが、災害慰霊や復興祈願として行なうのもひとつの選択だ。疾走する馬の馬上から射放たれる瞬間を見るのもおもしろい。ただ今年は流鏑馬を通じて被災地の復興を願う気持ちを大切にしたい。

    レポート(2011) - 【神奈川】東日本大震災被災地復興支援流鏑馬
    https://sites.google.com/site/yabunavi/home/list1/tsurugaoka/haru2011

    鶴岡八幡宮鎌倉まつり流鏑馬神事
    https://sites.google.com/site/yabunavi/home/list1/tsurugaoka

    震災後の流鏑馬の実施状況
    https://sites.google.com/site/yabunavi/home/reference/cancel

    2011年4月1日金曜日

    震災後の流鏑馬の実施状況2011

    東日本大震災において被害にあわれた皆さまへ心よりお見舞い申し上げます。
    被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。





    テレビ、新聞なとで報道されているとおり、震災後、各地で行事が中止(自粛)されている。流鏑馬に関連する神事やイベントも中止されている。流鏑馬に関する情報は、テレビや新聞で報道される機会が少ないが、ウェブサイトで盛んに情報発信されている。

    「やぶなび」のアクセス状況を調べたところ「中止」というキーワードが増えていることに気付いた。「○○神社 流鏑馬 中止」といったキーワードで検索して「やぶなび」を訪問していただいたようだ。毎年行われている流鏑馬が中止されたという情報を耳にして、インターネットで確認したようだ。

    流鏑馬の主催者(執行団体)がウェブサイトを持たない場合、観光協会や自治体のウェブサイトに情報を掲載している。このような時期だと、ウェブサイトに中止する情報を掲載し忘れてしまうこともあるようだ。一部の民間の観光情報サイトでも「中止」になったという情報が掲載されていないので混乱したのかもしれない。

    一部で若干混乱しているようなので流鏑馬の実施状況をまとめてみた。
    よろしければご覧ください。

    「震災後の流鏑馬の実施状況」
    https://sites.google.com/site/yabunavi/home/reference/cancel

    2011年2月16日水曜日

    小田原梅まつり流鏑馬神事2011

    曽我梅林で行われた「小田原梅まつり流鏑馬神事」を見学してきた。

    毎年2月11日(建国記念日)に行われているが、今年(2011年)は11日が天候不良で中止され、13日に行われた。射手は武田流弓馬道(大日本弓馬会)が務めている。

    梅林といっても、梅林の中で行われているわけではなく梅林のはずれで行われている。
    工夫次第で馬場を駆ける人馬とともに梅を撮影することもできる。富士山や並行する電車(御殿場線)とも撮影できるおもしろい会場でもある。

    レポートと専用ページを作成したので、よろしければご覧ください。

    2011年1月18日火曜日

    萩日吉神社やぶさめ2011

    3年に1度行われる萩日吉神社の流鏑馬を見学してきた。

    天福元(1233)年に木曽義仲の家臣七苗により奉納されたことに始まるといわれている流鏑馬だ。代々家臣七苗の子孫が中心となって受け継いできた古式に則った流鏑馬である。

    現在でも大河郷と明覚郷には家臣七苗の子孫が住んでいて、中心になって流鏑馬を奉納している。大河郷には横川・小林・加藤・伊藤氏、明覚郷は荻窪・市川・馬場氏の七氏がいる。各郷持ち回りで当番を務めていて、今年は加藤・小林氏が当番を務めた。

    萩日吉神社の流鏑馬は、陣場を設営するなど他の流鏑馬には見られない特徴がある。
    今回は大河郷を中心に見学してきた。

    レポートを作成したので、よろしければご覧ください。
    萩日吉神社やぶさめ2011

    2011年1月8日土曜日

    戦前絵葉書に見る鶴岡八幡宮流鏑馬神事

    先日、戦前に販売されていたと思われる絵葉書を購入した。
    鶴岡八幡宮の流鏑馬神事の絵葉書だ。

    たまたま古書店で見かけて買ってみた。
    値段を見たら、正直ためらった・・・忘年会の会費と同額だったからだ。

    それ以前にも古書市で戦前の絵葉書を見かけたことがあるが、1枚100円~200円くらいで販売されていた。8枚セットで絵葉書を入れてある袋もあり、状態も良かったので、あの値段だったのだと思う。

    絵葉書は、現在でも毎年9月16日に行われている弓馬術礼法小笠原流による流鏑馬神事だと思う。行事の流れは、最近の流鏑馬神事と大きく違う点はないようだ。見物人の服装や警固している警官の白い制服が目に留まる。

    絵葉書8枚の内訳は、下記の通り(もしかしたら順番が違うかもしれない)。
    1.弓渡式 2.神酒拝戴式 3.馬場入其ノ一 4.馬場入其ノ二
    5.祝詞奏上 6.揚ゲ扇 7.流鏑馬 8.幌引

    絵葉書の撮影日を特定しようとネットを検索していたら、『鶴岡八幡宮年表』という本を見つけた。
    鶴岡八幡宮の歴史を年表形式でまとめている。

    年表によると、大正8(1919)年から弓馬術礼法小笠原教場が流鏑馬を執行している。
    絵葉書は大正8年から昭和19年までの間に撮影されたものと推測できるが、撮影日の特定にまで至らなかった。

    ネットを検索していたら、警官制服の変遷を解説しているサイトを見つけた。明治から現在まで、制服のデザインは何度も変更されている。時代によって、サーベル、短刀や拳銃といった携行品も違っているようだ。もしかしたら、制服を調べたら撮影年を絞れるかもしれない。

    ページを作ったので、よろしければご覧ください。

    戦前絵葉書に見る流鏑馬神事
    https://sites.google.com/site/yabunavi/home/list1/tsurugaoka/postcards

    2011年1月5日水曜日

    米之宮浅間神社馬弓神事2011

    米之宮浅間神社(静岡県富士市)で行われた馬弓神事を見学してきた。

    流鏑馬神事は日本各地で行われているけれど、馬弓神事はほとんど行われていない。
    現在行われている馬弓神事は、大宮八幡宮(兵庫県三木市)と米之宮浅間神社だけのようだ。

    馬弓神事とは、どういうものだろう?
    流鏑馬神事との違いは?
    実際に見学してみて、なんとなく分かったような、分からなかったような・・・


    レポートを作成したので、よろしければご覧ください。

    レポート(前編後編

    【静岡】米之宮浅間神社馬弓神事のページ