2011年1月18日火曜日

萩日吉神社やぶさめ2011

3年に1度行われる萩日吉神社の流鏑馬を見学してきた。

天福元(1233)年に木曽義仲の家臣七苗により奉納されたことに始まるといわれている流鏑馬だ。代々家臣七苗の子孫が中心となって受け継いできた古式に則った流鏑馬である。

現在でも大河郷と明覚郷には家臣七苗の子孫が住んでいて、中心になって流鏑馬を奉納している。大河郷には横川・小林・加藤・伊藤氏、明覚郷は荻窪・市川・馬場氏の七氏がいる。各郷持ち回りで当番を務めていて、今年は加藤・小林氏が当番を務めた。

萩日吉神社の流鏑馬は、陣場を設営するなど他の流鏑馬には見られない特徴がある。
今回は大河郷を中心に見学してきた。

レポートを作成したので、よろしければご覧ください。
萩日吉神社やぶさめ2011

2011年1月8日土曜日

戦前絵葉書に見る鶴岡八幡宮流鏑馬神事

先日、戦前に販売されていたと思われる絵葉書を購入した。
鶴岡八幡宮の流鏑馬神事の絵葉書だ。

たまたま古書店で見かけて買ってみた。
値段を見たら、正直ためらった・・・忘年会の会費と同額だったからだ。

それ以前にも古書市で戦前の絵葉書を見かけたことがあるが、1枚100円~200円くらいで販売されていた。8枚セットで絵葉書を入れてある袋もあり、状態も良かったので、あの値段だったのだと思う。

絵葉書は、現在でも毎年9月16日に行われている弓馬術礼法小笠原流による流鏑馬神事だと思う。行事の流れは、最近の流鏑馬神事と大きく違う点はないようだ。見物人の服装や警固している警官の白い制服が目に留まる。

絵葉書8枚の内訳は、下記の通り(もしかしたら順番が違うかもしれない)。
1.弓渡式 2.神酒拝戴式 3.馬場入其ノ一 4.馬場入其ノ二
5.祝詞奏上 6.揚ゲ扇 7.流鏑馬 8.幌引

絵葉書の撮影日を特定しようとネットを検索していたら、『鶴岡八幡宮年表』という本を見つけた。
鶴岡八幡宮の歴史を年表形式でまとめている。

年表によると、大正8(1919)年から弓馬術礼法小笠原教場が流鏑馬を執行している。
絵葉書は大正8年から昭和19年までの間に撮影されたものと推測できるが、撮影日の特定にまで至らなかった。

ネットを検索していたら、警官制服の変遷を解説しているサイトを見つけた。明治から現在まで、制服のデザインは何度も変更されている。時代によって、サーベル、短刀や拳銃といった携行品も違っているようだ。もしかしたら、制服を調べたら撮影年を絞れるかもしれない。

ページを作ったので、よろしければご覧ください。

戦前絵葉書に見る流鏑馬神事
https://sites.google.com/site/yabunavi/home/list1/tsurugaoka/postcards

2011年1月5日水曜日

米之宮浅間神社馬弓神事2011

米之宮浅間神社(静岡県富士市)で行われた馬弓神事を見学してきた。

流鏑馬神事は日本各地で行われているけれど、馬弓神事はほとんど行われていない。
現在行われている馬弓神事は、大宮八幡宮(兵庫県三木市)と米之宮浅間神社だけのようだ。

馬弓神事とは、どういうものだろう?
流鏑馬神事との違いは?
実際に見学してみて、なんとなく分かったような、分からなかったような・・・


レポートを作成したので、よろしければご覧ください。

レポート(前編後編

【静岡】米之宮浅間神社馬弓神事のページ