2011年1月18日火曜日

萩日吉神社やぶさめ2011

3年に1度行われる萩日吉神社の流鏑馬を見学してきた。

天福元(1233)年に木曽義仲の家臣七苗により奉納されたことに始まるといわれている流鏑馬だ。代々家臣七苗の子孫が中心となって受け継いできた古式に則った流鏑馬である。

現在でも大河郷と明覚郷には家臣七苗の子孫が住んでいて、中心になって流鏑馬を奉納している。大河郷には横川・小林・加藤・伊藤氏、明覚郷は荻窪・市川・馬場氏の七氏がいる。各郷持ち回りで当番を務めていて、今年は加藤・小林氏が当番を務めた。

萩日吉神社の流鏑馬は、陣場を設営するなど他の流鏑馬には見られない特徴がある。
今回は大河郷を中心に見学してきた。

レポートを作成したので、よろしければご覧ください。
萩日吉神社やぶさめ2011

4 件のコメント:

katsu9999 さんのコメント...

はじめまして。萩日吉神社の流鏑馬をたまたま見たものです。レポートを楽しく読ませていただきました。こちらの流鏑馬の情報はすごいですね。これだけ流鏑馬に関して情報を
持っているサイトは他にはないのではないでしょうか。これからも頑張ってください。私は今度ぜひ、毛呂山の流鏑馬を見たいと思ってます。

やぶなび さんのコメント...

>katsu9999さん、はじめまして

コメントありがとうございます。
偶然3年に1度の萩日吉神社の流鏑馬に出会うなんてラッキーでしたね。流鏑馬に興味を持ってから少しずつメモしていたら結構増えてきたので公開してみました。萩日吉神社の流鏑馬も良かったですが、出雲伊波比神社もいいですよ。何度も見たくなる流鏑馬です。

岬めぐり さんのコメント...

前後編とも拝見させてもらいました。
流派の流鏑馬しか見たことない自分にとっては地域に伝わる流鏑馬は作法一つとっても独特なものが多く新鮮です。

的の位置が高く射手の狙い方も“居抜き仕留める”的な凛とした感じではなく“当てに行く”的なちょっと緩い感じが漂って良いです。
サポート役の子供達も良い仕事しています。
そして埒のない馬場は乗る方も撮る方もありがたいですね。

やぶなび さんのコメント...

>岬めぐりさん

騎射の迫力という点では、各地で受け継がれている氏子の流鏑馬よりも流派の流鏑馬に分があると思います。
ただ氏子の流鏑馬には流鏑馬全体の流れが物語のように感じられておもしろいのかなーと思いました。必ずしも射手だけが主役というか重要な役割を果たすのでなく、矢取りっ子のような登場人物が重要な役割を果たしている点がおもしろかったと思います。
埒がないのはカメラマンにとって好条件でした。また3年後に撮影に行きたいと思います(*^-^)